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「Pairs」運営元、「すぐ結婚したい人」向け新アプリ “願望ある人”のみ入会可、マッチング後はデート必須(1/2 ページ)

恋愛マッチングサービスを提供するエウレカが、早い段階での結婚を望むユーザー向けの新アプリ「Pairsエンゲージ」を発表。結婚の意志が強い人だけが登録できるサービスで、会員には毎月30人の異性を紹介し、マッチングした場合はデートを必須とする。利用のハードルを上げることで、真剣な人だけを集める狙いがある。

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 恋愛マッチングサービス「Pairs」を提供するエウレカ(東京都港区)は7月11日、早い段階での結婚を望むユーザー向けの新アプリ「Pairsエンゲージ」を発表した。入会には独身証明書などが必要で、会員には毎月30人の異性を紹介し、マッチングした場合はデートを必須とする。お互いが「また会いたい」と思った場合のみ、メッセージ交換機能を解禁。交際に至った場合は、約3カ月以内に結婚するか否かを決めてもらう仕組みだ。利用のハードルを上げることで、真剣な人だけを集める狙いがある。

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エウレカが発表した新アプリ「Pairsエンゲージ」

アドバイザーがファッション相談などに対応

 同日から事前登録を受け付け、iOS版を7月31日、Andorid版を8月28日にリリースする予定。ダウンロードは無料だが、利用する場合は、男女ともに入会金と月額料金(ともに税込9800円)が必要。追加料金はかからない。

 会員には専属のアドバイザーが付き、話術や身だしなみをチャット上でコンサルティングする他、相手を選ぶ決め手や、交際を円滑に進めるための相談なども受け付ける。アドバイザーの返信が難しい時間帯や、簡単な質問などは、AI(人工知能)を活用したチャットbotが答える場合もある。

 結婚願望の強い若者が主なターゲット。地方では23〜28歳、大都市圏では30歳前後の利用を想定するが、年齢に上限は設けない。

 エウレカの石橋準也CEO(最高経営責任者)は「『他の婚活がうまくいかないから利用しよう』という感覚ではなく、ファーストチョイスとして使ってもらえれば」と意気込む。

「Pairsエンゲージ」の使い方は?

 Pairsエンゲージを利用する場合は、アプリをダウンロードする前に、公式サイトで会員登録を行う必要がある。登録してアプリを入手・起動すると、趣味や職業、プロフィール写真などの入力画面が立ち上がる。必要項目を入力すると、専用のフォームから独身証明書などを提出できる。職業が医師や弁護士などの場合は、国家資格の証明書も提出しなければならない。

 プロフィールを完成させると、アプリ上で異性を紹介され、気になった人に「いいね!」を送れる。相手からも「いいね!」が返ってきた場合はマッチングが成立するが、まだメッセージ交換はできない。

 マッチング後は、女性が男性に候補日と行きたい場所を提案する。デート前には「初デートに着ていくと好印象な服」「初対面の相手と楽しく会話できる方法」など専門家がまとめた記事を配信する他、アドバイザーがチャットでも相談に乗る。

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「Pairsエンゲージ」の使い方

 当日はカフェなどで30分〜60分ほど会話し、終了後はアドバイザーに印象を報告する。お互いが好印象だった場合のみ、メッセージ交換が可能になる。メッセージ交換や2度目以降のデートなどは、複数人のユーザーと行える。気に入った相手が見つかった場合は、アドバイザーに伝えると、その1人と“真剣交際”に移行。それ以外の人とのマッチングは解除される。

 真剣交際が順調であれば、3カ月程度で結婚を決め、アドバイザーに報告して成婚・退会する――というのが同サービスの利用プロセスだ。

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