Twitter.comの3カラム新デザイン、本格的にローリングアウト中(後戻りなし)
Twitterが1月からテストしてきた新しいWebアプリ版サービスTwitter.comのデザインを世界でローリングアウトしている。複数アカウントの切り替えやDMへのアクセスが手軽になった。ダークモードへの切り替えだけでなく、フォントやベースカラーの変更もできる。
米Twitterは7月15日(現地時間)、「より速く、よりナビゲートしやすく、よりパーソナライズされた」新デザインのTwitter.comを世界でローリングアウトしていると発表した。
本稿筆者のアカウントでも旧デザインのページの右上に表示される「新しいTwitter.comをご紹介します」の「表示する」をクリックしたところ、新デザインに切り替わった。
同社は1月から新デザインを一部ユーザーの間でテストし、4月には提供範囲を拡大していた。
4月の段階では2カラムだったが、最終的には3カラムになった。旧デザインで画面の上部にあったツールバー状のものがなくなり、代わりに左端にサイドナビゲーションカラムが追加された。そこに「通知」、「メッセージ」(DM)、「ブックマーク」、「リスト」、「プロフィール」、「もっと見る」、「ツイート」が並ぶ。
それぞれの機能にアクセスしやすくなった。ツールバーにあった「モーメント」は「もっと見る」の下に入った。複数のアカウントを使い分けている場合は、いちいちログアウトせずに「もっと見る」でアカウントを切り替えられる。
「もっと見る」にはこの他、「オートプロモート」、「Twitter広告」、「アナリティクス」、「設定とプライバシー」、「ヘルプセンター」、「表示」、「ログアウト」が並ぶ。
ダークモードを含むデザインのカスタマイズもしやすくなった。「もっと見る」→「表示」でフォントサイズ、ベースになる色、デフォルト、ダークブルー、ブラックの設定ができる。
なお、4月段階にはあった旧デザインに戻す機能は筆者の場合は表示されない。
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