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コード決済の統一規格「JPQR」、8月1日午前3時に各社が一斉導入 メルペイやLINE Pay、楽天ペイなど
「メルペイ」「LINE Pay」などの一部決済事業者が、自社で用意していた決済用コードを統一規格「JPQR」に準拠した決済用コードに切り替える。
経済産業省や決済サービス事業者などで構成するキャッシュレス推進協議会は7月25日、コード決済で使われるQRコードの統一規格「JPQR」に準拠した決済用コードを、8月1日午前3時に「メルペイ」「LINE Pay」などの一部事業者が一斉導入すると発表した。
各社が独自で用意していた決済用コードを、JPQRに準拠した決済用コードに切り替える。コード決済サービスの技術仕様を各社で統一することで、店舗が多様なコード決済サービスを導入しやすくするのが狙い。
3月にキャッシュレス推進協議会が技術仕様を定めたガイドラインを発表し、5月には「メルペイ」や「PayPay」が自社の決済用コードをJPQRに準拠させると表明していた。
8月1日にJPQR準拠の決済用コードに切り替えるのは、「メルペイ」「LINE Pay」「楽天ペイ」「au PAY」「OKIPay」「はまPay」「ゆうちょPay」「YOKA!Pay」「りそなウォレット」。他の事業者も準備が整い次第、順次移行する。年内に6事業者の移行を予定しているという。
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