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都営地下鉄に「子育て応援スペース」試験導入
東京都交通局は7月31日、地下鉄・都営「大江戸線」の一部車両に「子育て応援スペース」を試験導入した。子ども連れでも気兼ねなく利用できるスペースという。
東京都交通局は7月31日、地下鉄・都営大江戸線の一部車両に「子育て応援スペース」を試験導入した。お年寄りや車いすを利用している人はもちろん、小さな子どもを連れている場合でも気兼ねなく利用できるスペースという。
子育て応援スペースは、新型車両の3号車、6号車のフリースペース(片側に優先座席がある場所)に設置。壁に「きかんしゃトーマスとなかまたち」のキャラクターを描くなど周囲の乗客にも分かりやすいデザインにした。乗車時には車両外側にあるトーマスのステッカーが目印になる。
当該車両は大江戸線全58編成のうちの3編成と少なく、運行時刻も車両整備などの都合で毎日異なる。このため公式サイトでは当該車両の時刻表を毎日更新し、トップページからのリンクを設ける。車両の追加については、「試験導入で寄せられた声を参考に検討する」という。
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