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LINE「OpenChat」、トークルーム検索機能の再開を延期 「検索精度を上げるため」
LINEは「OpenChat」について、一時停止しているトークルーム検索機能の再開時期を延期すると明らかにした。22日昼ごろの再開を予定していたが「より検索精度を上げるために調整中」という。
LINEは8月22日、メッセージアプリ「LINE」のグループトーク機能を拡張した「OpenChat」について、一時停止しているトークルーム検索機能の再開時期を延期すると明らかにした。22日昼ごろの再開を予定していたが、同社の広報担当者は「より検索精度を上げるために調整中」という。再開時期は未定。
同社は20日、検索機能を一時停止。検索結果に「一部不適切なトークルームが表示されていた」ためで、改善作業を進めている。これとは別に、トークルームをカテゴリー別に探せる機能も準備しているという。
おすすめのトークルームを紹介する「ピックアップ」の表示も停止している。このため、新しいトークルームに入るには、専用のURLかQRコードを直接共有してもらうか、Twitterなどで他人が紹介しているものを利用する必要があり、OpenChat上ではトークルームを探す機能が失われている状態だ(22日午後7時現在)。
OpenChatは、LINE上の友だち以外も招待でき、最大5000人のグループを作成できる機能。「共通の趣味を持つユーザーが集まってトークをする」といった活用を想定していたが、19日午前の提供開始直後から、出会い目的のトークルームが作られ、物議を醸していた。
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