ニュース
NHK、見逃し番組視聴サービス「TVer」に参加 26日から 受信契約の対象にはあたらず
見逃し番組のネット配信サービス「TVer」で、NHKの番組が見られるようになる。
民放5局と広告大手4社が共同出資するプレゼントキャスト(東京都港区)は8月23日、同社が運営するテレビ番組の見逃し配信サービス「TVer」で、NHKが放送した一部の番組を26日から配信すると発表した。
TVerのWebページやスマートフォンアプリで、総合テレビやEテレの合計8番組を無料で見られるようになる。配信期間は地上波の放送翌日から1週間程度。
同社は「TVerのWebページやアプリはNHKの放送を受信できる設備にはあたらない」として、NHKの受信契約の対象にはならないとしている。
NHKはこれまでも動画配信サービス「U-NEXT」や「GYAO!」、NHK公式の「NHKオンデマンド」で番組をネット配信している。2019年5月には、NHKが地上波のテレビ放送と同時にネット上で放送する常時同時配信を認める改正放送法が可決された。
関連記事
- NHK問題、なにが軸なのか
放送法の改正により、NHKテレビ放送の常時同時配信が認められた。これが意味するのは何か? 考えてみた。 - NHKはどう「ぶっ壊す」べきか
「ぶっ壊す」だけではダメで、ぶっ壊すにも方法があるだろうという話。NHKからの反応も含め、小寺信良さんが解説。 - NHKが「見逃し配信」実験 11月から1万人限定で
NHKは、総合テレビとEテレの番組をネットで同時配信する実験と、放送終了直後から最長1週間試聴できる見逃し配信の実験を、11月〜12月に行う。 - 民放5局、共同ポータル「TVer」10月26日スタート テレビ番組を広告付きで無料配信
在京民放5局がドラマやバラエティを配信する共同見逃し配信サービス「TVer」が10月26日に始まる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.