「家を出たら掃除を始める」 自動化を進めた「+Style」のスマート家電
プラススタイルは、スマートフォンで機器連携まで設定できるオリジナルスマート家電6製品を発表した。「家を出たら掃除を始める」「帰宅すると照明がつく」など、条件を設定して家電を「自動化」する。
家電ECサイト「+Style」を運営するプラススタイルは8月29日、スマートフォンアプリで機器の連携動作を設定できるオリジナルスマート家電6製品を発表した。「家を出たら掃除を始める」「帰宅したら照明をつける」など、条件を設定して家電を「自動化」する。
新製品は、2機種のロボット掃除機、3種のLED電球、シーリングライト。いずれもWi-Fiでホームネットワークにつながり、スマートフォンアプリ「+Style」やスマートスピーカーで操作できる。アプリは一度入力したWi-FiのSSIDとパスワードを自動保存し、機器を追加する場合に保存済みの設定を転送して再入力の手間を省く。
機器連携は、今年2月に発売した監視カメラやセンサーなども対象になる。例えばドアの開閉を感知するセンサーとロボット掃除機を導入し、アプリ上で「午前8時以降」「ドアが閉まる」「掃除を実行」といった条件を設定すると、毎朝仕事に出るとロボット掃除機が掃除を始める。
より複雑な設定もできる。「センサーが人を検知すると照明がつき、カメラが録画を開始し、スマートフォンには通知が届く。全て+Styleアプリだけで設定できる」(プラススタイル)。IFFTTなど外部のサービスを利用する必要はないという。
ロボット掃除機の価格は1万9800円から(全て税込)。LED電球は1980円から。シーリングライトは6畳間用で9980円。購入者にはスマートビデオドアホンやセキュリティカメラを優待価格で販売するキャンペーンも実施する。
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