ニュース
「eスポーツ」という言葉の違和感 理想的な“スポーツ”の形とは(後編)(3/3 ページ)
eスポーツを勝ち負け以外で盛り上げていくにはどうしたらいいのか? 元スポーツ社会学専攻で漫画家のサダタロー氏が提案します。
全2ページ
「eスポーツのイベント会場でB級グルメフェスティバルとか開いてほしい」──こんな提案から話が始まり、先行きを不安に思った編集Kでしたが、つまりサダタロー氏が言いたいのは「試合以外にも楽しめる要素を作って間口を広げるべき」ということ。
eスポーツが題材とするゲームにもともと関心がある層以外にも広く認知を広げていくためには、そうした施策もありなのかもしれません。
サダタロー氏は、「eスポーツでは選手とゲームプレイが映像的に離れるため、選手自身に注目が行きにくいのでは」とも指摘します。
そういう意味では、YouTuberなどのゲーム実況動画はゲーム内容とプレイヤー自身の人となりをバランス良く見せているものもあるため、eスポーツとうまく掛け合わせることができるといいのかもしれません。
eスポーツの学生大会という話だと、ゲーム自体が親から認められにくいというのも一つのハードルにはなっていそうですね。
1日1時間までは許してほしいよね。
この標語、いつまで通じるのか。
関連記事
- 「eスポーツ」という言葉の違和感 理想的な“スポーツ”の形とは(前編)
スポーツ学を8年間学んでいた漫画家サダタロー氏が持つ、「eスポーツ」という言葉の違和感。スポーツとは何かを考えます。 - 息抜きしたい漫画家、入場料があるオシャレな本屋「文喫」に迷い込む
「できるだけ楽をしてお金を稼ぎたい」。そんな身もふたもないことを堂々と宣言する漫画家が楽しく仕事をサボれるITツールを試していく、そんな連載です。 - コーヒーと高級ベッドですっきり「睡眠カフェ」、大井町に常設へ IoTで安眠サポートも
コーヒーを飲んで30分〜3時間の睡眠を取れる「ネスカフェ 睡眠カフェ」(東京・大井町)が、3月6日にオープンする。 - ゲーマー漫画家がNintendo Switchでハマったゲームを勝手に格付け
2018年は年末進行に苦しんだ漫画家のサダタロー氏。ゲーム好きな彼は、止まらないインディーゲーム愛を編集担当K氏にぶつけていく。ゲーマー漫画家が選ぶお薦めゲームは? - 「いつの間にかゲームに追われる日々……」 原作&ゲーム好きの漫画家でもスマホゲームに挫折したワケ
ジャンプ大好きっ子のサダタロー氏は、キャプ翼も大好きで去年ローンチしたキャプ翼のスマホゲームを事前登録までして遊んでいました。が、今は辞めてしまったといいます。ゲーマー漫画家が好きな作品のスマホゲームを辞めた理由とは。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.