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Uberアプリ、「Uber Eats」や乗り換え案内も統合するオールインワンアプリへ

Uberが、Uberアプリを将来的にはオールインワンの“日常生活のためのOS”にしていくと発表。「Uber Eats」アプリと統合し、公共交通機関やシェアサイクルも組み合わせた乗り換え案内機能を追加する計画だ。

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 米Uberは9月26日(現地時間)、“次世代のUberアプリ”のビジョンを発表した。具体的なタイミングは不明だが、将来的には「Uber Eats」も統合し、公共機関の乗り換え案内機能も搭載する“生活のためのOS”にアップデートするとしている。

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UberアプリからUber Eatsの発注が可能に

 ダラ・コスロシャヒCEOは公式ブログで、「Uberを日常生活のためのOSにしたい。その責任を果たすため、すべての顧客をVIPとして扱い、すべてのドライバーとUber Eatsの配達パートナーを大切なパートナーとして扱うよう務めている」と語った。

 公共交通機関の乗り換え案内機能は、まずサンフランシスコ、メキシコシティ、パリでスタートし、年内にさらに7都市で展開する(東京は含まれない)。

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乗り換え案内機能

 UberはJUMPの自転車およびスクーターのサービスも提供している。新アプリでは、目的地を指定すると、車、公共機関、自転車およびスクーターを組み合わせた最善の交通手段を提示する。JUMPだけでなく、Limeのシェアサイクルも表示されるようになる。さらに、ヘリコプターもオーダーできるようになる(一部地域)。

 この他、以下のような新機能を追加する(発表された機能の一部を紹介する)。

  • PINコードでの乗車確認:配車決定時に4桁のPINコードが表示され、ライダー(顧客)がこのPINを乗車時に口頭でドライバーに言ってドライバーがアプリに入力することで確認するようになる。将来的には口頭ではなく、超音波で転送できるようになる
  • Uber Eatsのアレルギー対策:アレルギーを持つ人がうっかりアレルゲンを含む食事を注文しないようにフィルターを設定できるようになる
  • 911(日本の110番に当たる緊急番号)へのテキストメッセージ:昨年追加した911ボタンに、テキストメッセージ送付オプションを追加する。自動車の製造元とモデル、ナンバープレート、現在地などの詳細を含むメッセージが自動的に作成・送付される

 その他の機能については公式ブログを参照されたい。

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