速報
Uber、バイトマッチングアプリ「Uber Works」でギグエコノミー支援
Uberが、短気バイトを探す「ワーカー」とシフトを埋める人を探す「ビジネス」をマッチングする新サービス「Uber Works」を、まずはシカゴでスタートした。
米配車サービス大手のUberは10月3日(現地時間)、短期間のバイト仕事を探す人とそうした労働者を探す企業をマッチングする新サービス「Uber Works」を発表した。まずは米イリノイ州シカゴで立ち上げた。
働き手を探しているビジネス(企業)は、採用条件などの詳細をフォームに記入して投稿する。雇用した労働者の労働時間の管理もこのアプリでできる。
ワーカー(仕事を探す側)は、Uber Worksアプリでエントリー可能なすべてのシフトを1カ所で確認できる。シフトを選ぶと、給与、勤務地、必要なスキルなどの詳細情報が表示される。
Uberはこの新サービス立ち上げのために、米TrueBlueなどの人材派遣会社と提携した。また、ワーカーはUber Worksで仕事に必要なスキルを獲得するためのオンライン講座を受講することもできる。
Uber WorksはUberのインキュベーター事業から生まれた新サービス。Uber Eatsのように、段階的にサービス提供範囲を拡大していく計画だ。
関連記事
- ギグエコノミーを揺るがすカリフォルニア州の「AB5」法案が上院通過 Uberが声明
米カリフォルニア州上院が、いわゆるギグエコノミーを支える独立請負業者を保護する法案「AB5」を承認した。来年1月に発効すれば、多数の請負業者は従業員と分類されることになる。Uberは「ドライバーは法案の分類に該当しない」と主張した。 - Uberアプリ、「Uber Eats」や乗り換え案内も統合するオールインワンアプリへ
Uberが、Uberアプリを将来的にはオールインワンの“日常生活のためのOS”にしていくと発表。「Uber Eats」アプリと統合し、公共交通機関やシェアサイクルも組み合わせた乗り換え案内機能を追加する計画だ。 - Uber、NYSEで株式公開へ 最大株主はソフトバンク
米配車サービスのUberが新規株式公開(IPO)の登録書を提出した。ティッカーシンボルは「UBER」。2018年の営業損益は30億3000万ドルの赤字だった。一足先に上場した競合のLyft同様の赤字上場だ。 - Uber、アプリの緊急ボタンやドライバーの年次適格審査など、多数の安全対策
Uberが、乗客の安全強化のために、アプリからの911(米国の110番)通報や信頼できる人への自動通知機能の追加や、ドライバーの年次適格審査の実施などを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.