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PayPay、決済システムを即日で店舗導入できるように
PayPayがモバイル決済サービス「PayPay」の決済システムを店舗に即日導入できる支援サービスの提供を始めた。
PayPayは10月30日、モバイル決済サービス「PayPay」の決済システムを店舗に即日導入できる支援サービスの提供を始めたと発表した。導入に掛かる時間を短縮して導入を促す狙い。
PayPayの決済システムは通常、導入を希望する店舗の申し込みを受け付けてから審査を行い、決済用のQRコードを印刷したステッカーなどを郵送。その後、導入店舗側が決済管理ツールの初期設定を行うと決済に使えるようになる。この方法では、導入の申し込みから決済システムが使えるようになるまで約1週間が掛かっていた。
今回始めた導入支援サービスでは、PayPayの営業担当者が店舗に行き、支援ツール「PayPayスマートスタート」を使ってその場で必要情報の入力、審査、QRコードの有効化、決済管理ツールの初期設定までを行う。
支援ツールは2019年9月から一部地域で実証実験を行い、10月から全国に順次展開している。PayPay社は店舗の負担を減らし、導入のハードルを下げられるとしている。
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