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LINE家計簿、トーク画面から入力可能に AIが支出品目を自動振り分け
LINE Payが「LINE家計簿」に、LINEのトーク画面から支出を管理できる連携機能「トーク入力」を追加した。
LINE Payは10月31日、同社が提供する家計簿・資産管理サービス「LINE家計簿」に、LINEのトーク画面から支出を管理できる連携機能「トーク入力」を追加した。専用アプリを開かずに家計簿が付けられる。
LINE家計簿のLINE公式アカウントを友達登録して使える新機能。例えば、トーク画面上で「食料品3200」と入力すると、「食費に3200円支出した」とAIが判断し、ユーザーのLINE家計簿に反映する。LINE家計簿を使うほど、カテゴリー分けの精度が向上するという。
トーク入力では支出の入力の他、項目の修正や削除、週や月ごとの利用状況のグラフ表示も行える。今後は通知やリマインド機能などを追加する予定だ。
LINE家計簿ではこれまで、モバイル決済アプリ「LINE Pay」と連携し、LINE Payの利用履歴や残高を家計簿に自動反映する機能や、レシートを撮影するだけで支出品目と金額を自動入力する機能などを提供している。同社によれば、18年11月のサービス開始以降、19年8月末までに登録ユーザー数は400万人を超えた。
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