速報
「Microsoft Edge」の新ロゴ公開 「ジェルボールみたい」など賛否両論
Microsoftが間もなく正式版をリリースするとみられるChromium版「Microsoft Edge」のロゴを、同社の幹部がツイートで披露した。
米MicrosoftのWebブラウザ「Microsoft Edge」の新しいロゴを、同社の幹部ヴィシュヌ・ナス氏が11月3日(現地時間)、ツイートで披露した。
同社は昨年12月、Microsoft Edge(以下、「Edge」)をオープンソースのChromiumベースに切り替えると発表。プレビュービルドは既に公開されているが、現在のプレビュー版のロゴは、従来のものが使われている。
現行のEdgeは2015年4月、「Internet Explorer(IE)」の後継ブラウザとして発表された。IEのロゴは「e」をデザインしたもので、Edgeもそれを踏襲していた。新ロゴも小文字のeに見えなくもないが、IEとも旧Edgeともかなり違う印象だ。また、旧ロゴよりはOfficeの新ロゴになじみそうだ。
新ロゴは当初、Insider向けのEdgeのCanary版で遊べるゲームのイースターエッグとして登場し、話題になっていた。中には、洗剤のジェルボールに似ていると指摘する開発者も複数いた。
MozillaのFirefoxロゴを意識したのでは、という声もある。
Microsoftは11月4日から、年次テクニカルカンファレンス「Microsoft Ignite 2019」をフロリダ州オーランドで開催する。このイベントで、新Edgeも発表されるとみられる。
関連記事
- Chromium Edgeで何が変わる? 2020年のWindows 10
Windows 10の標準ブラウザが「Edge」から「Chromium Edge」に切り替わる。そのβチャンネルが公開され、徐々に方向性が見えてきた。 - Chromiumベースの「Microsoft Edge」には「IE mode」あり
Microsoftが「Build 2019」でChromiumベースの次期「Microsoft Edge」の新機能を紹介した。企業のオンプレミスアプリを開ける「IE mode」、新プライバシー設定、情報収集ツール「Collections」などだ。 - Chromium版EdgeのCanary版と開発者版リリース
Microsoftが12月に発表したChromiumベース「Edge」ブラウザのCanaryおよびDevチャンネル版が公開された。インストールできるのはまだWindows 10のみだ。“間もなく”Beta版もリリースの見込み。 - Microsoft、Webブラウザ「Edge」をChromiumベースに ブランドは保持
Microsoftがデスクトップ版Webブラウザ「Edge」をオープンソースのChromiumベースにシフトすると発表した。一般ユーザーが何かする必要はない。開発者向けプレビューを2019年初頭にリリースする計画だ。 - 「Microsoft Office」のアイコンデザイン、6年ぶりに刷新へ
Microsoftが6年ぶりに「Office」のアプリアイコンを変更する。数カ月中にすべてのプラットフォーム(Windows、macOS、iOS、Android)のアイコンが変わる見込みだ。 - Microsoftの新Webブラウザ(コードネーム:Spartan)の名称は「Edge」に
「Project Spartan」と呼ばれていた「Windows 10」の標準Webブラウザの正式名称は「Microsoft Edge」になった。「消費と創造の接線(エッジ)」にあるブラウザだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.