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一見ミニマム、実は3つの顔を持つシステムカメラ 「SIGMA fp」の変幻自在っぷり:荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/4 ページ)
SIGMA初のLマウントカメラが発売されたのである。「SIGMA fp」。なんというか、四角くてゴツくてい小さくて可愛くてミニマム。でも、それが実に斬新なカメラなのだ。
やっぱティール&オレンジならみかんだよねってことで。かなりオレンジ色がきれいに出た。コントラストもしっかりしてて、画質もいい。すごく印象的な色と階調を見せてくれる(45mm 1/60秒 F2.8 ISO100)
せっかくなので、サンセットレッドで夕暮れの街。
せっかくなのでモノクロモードも。いい味を出してくれる。
ISO感度はISO6から102400……ISO6?
基本感度はISO100から25600だが、ISO拡張を使うと下はISO6から始められるのだ。
とりあえずISO 6での撮影に挑戦してみた。側面にある三脚穴を使って、直接縦位置。
なぜISO 6なんて低感度で撮れるのか。実は低感度時は「連写+合成」技を使ってるのだ。おそらくは結果ISO 6相当になるよう超アンダーで複数枚撮って合成することで、ISO 6で撮ったときと同じ露出の絵を作っているのだ。
これ、電子シャッターによる超高速連写のなせる技といっていい。
この技はHDRでも使っている。HDRをオンにして撮ると、一瞬で複数枚撮影してHDR撮影をしてくれるのだ。陽射しを浴びてくつろぐうちの猫を逆光で、ノーマルとHDRの両方で撮り比べてみた。
逆に高感度時の絵はこんな感じ。
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