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MIT、四足歩行ロボット「Mini Cheetah」9台によるサッカーやダンスを動画で披露
MITの整体模倣ロボティクスラボが、小型四足歩行ロボット「Mini Ceetah」9台のデモ動画を公開した。サッカーボールをパスしたり、一斉にバク転したり、じゃれ合ったりしている。
米マサチューセッツ工科大学(MIT)のBiomimetic Robotics(生体模倣ロボティクス)ラボは11月6日(現地時間)、3月に発表した小型四足歩行ロボット「Mini Cheetah」を9台使ったデモ動画を公開した(記事末に転載)。
Mini Cheetahは、同ラボが開発中の比較的大型の四足歩行ロボット「Cheetah 3」の派生モデル。小型化しただけではなく、ドローン用モーターなどの既存パーツを使うことで安価で製造でき、モジュール化することで柔軟な動きを可能にした。
体重は約9キロで、人の約2倍の速度で歩ける。静止した状態から360度のバク転ができ、横倒しになっても自力で体勢を立て直す。
今回公開された動画では、9台のMini Cheetahがサッカーボールを検知して追いかけ、“前足”の間に挟んで運んだり、互いにじゃれ合って相手を倒したり(倒されたMini Cheetahは自力で立ち上がる)、横一列に並んで同時にバク転したりしている。枯れ葉に隠れたMini Cheetahが一斉にバク転で現れるシーンはかなり不気味だ。
Mini Cheetah開発に取り組んでいる大学院生のベン・カッツ氏は2月の時点で、このロボットを投げてもちゃんと着陸できるようにしたいと語っていた。例えば災害時などに建物の中にロボットを投げ入れ、被災者を捜索するといった活用法が考えられるだろう。
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