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Twitter、ディープフェイク投稿対策でアンケートを実施中
Twitterが、手が加えられたり捏造されたりした写真や動画、いわゆるディープフェイクを含む投稿にどう対処すべきかをユーザーに問うアンケートを開始した。警告ラベルを貼るべきか、削除すべきかなどの項目がある。
米Twitterは11月11日(現地時間)、いわゆる「ディープフェイク」を含む投稿に関するポリシー策定に当たって、ユーザーの意見を求めるアンケートを開始した。日本語でも回答できる。
ディープフェイクとは、手が加えられたり捏造されたりした写真や動画のこと。特に、他人を欺こうとしたり困惑させたりすることを目的に改ざんしたものを指す。
Twiwtterはディープフェイクの例として、誰かが病気だったり酔っぱらったりしているように見える動画、存在しない人を追加したり存在した人を削除したりした写真、実際には起こらなかった出来事をあたかも起こったかのように映し出す動画を挙げた。
なお、顔の赤らみや身体的な特徴を消した写真や動画はディープフェイクには含まれない。
アンケートでは、こうしたディープフェイクを含む投稿に対して、完全に削除すべきか、ディープフェイクの可能性があるというラベルを付けたり、そうした投稿をRTしようとすると警告が表示するようにすべきかどうかの意見を求めている。
アンケート回答期限は日本時間の11月28日午前8時59分まで。
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