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USJ、任天堂エリアの新ビジュアル公開 クッパ城、ヨッシーアトラクションなど鮮明に
USJが「SUPER NINTENDO WORLD」の新たな完成予想図を発表。任天堂のゲームの世界観を再現したエリアで、2020年夏までに開業予定。「ヨッシー」のライドアトラクション、クッパ城やピーチ城がより鮮明に描かれている。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営するユー・エス・ジェイ(USJ)は11月21日、2020年夏までに開業予定の新エリア「SUPER NINTENDO WORLD」の新たな完成予想図を公開した。任天堂のゲームの世界観を再現したエリアで、人気キャラクター「ヨッシー」のライドアトラクションの他、クッパ城やピーチ城が鮮明に描かれている。
SUPER NINTENDO WORLDは、USJが新たな目玉エリアとして17年から開発している。任天堂のクリエイティブチームも開発に参加しており、アトラクション、ショップ、レストランを含む巨大複合エリアになる予定。レーシングゲーム「マリオカート」を再現したライドアトラクションも開発中で、投資額は計約600億円に上る。
関西大学の試算によると、同エリアがオープン後10年間でUSJにもたらす経済効果は、近畿圏で約6.2兆円、全国で約11.7兆円に上り、雇用効果は約108万人に及ぶという。
USJは近年、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」(14年7月開業)や「ミニオン・パーク」(17年4月開業)などのテーマエリアを相次いでオープンし、顧客獲得を図っている。年間入場者数は14〜16年度に3年連続で過去最高を更新したが、17年度からは公開していない。
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