LINE Pay、12月に「クーポン祭」開催 加盟店での買い物を割引 コンビニ3社など対象
LINE Payが新たなキャンペーン「年末感謝クーポン祭」を行うと発表。「LINE Pay」での買い物代金を割り引くクーポンを全ユーザーに付与する。開催期間は12月1日〜31日。クーポンはセブン-イレブン、ファミリーマートなどの加盟店で利用できる。
LINE Payは11月26日、新たなキャンペーン「年末感謝クーポン祭」を行うと発表した。モバイル決済サービス「LINE Pay」での買い物代金を割り引くクーポンを全ユーザーに付与する。開催期間は12月1日〜31日。クーポンはセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、スシロー、吉野家、TSUTAYAなどの加盟店で利用できる。
クーポンの内容は加盟店によって異なり、特定の商品が無料になるものや、複数の商品から200〜300円程度値引くものを予定する。お釣りは出ないものの、値引き額よりも安価な商品を購入する場合は、LINE Payの残高がない場合でも使える。
利用可能なクーポンの数は1人当たり1枚のみ。開催期間中でも、加盟店で使われたクーポンが計400万枚に達した場合は終了する。
参加手続きを済ませたユーザーは、「LINE」アプリの「ウォレット」タブなどからクーポンを受け取れる。同タブから「コード決済」「クーポン検索」の順でタップし、一覧から好きなものを選ぶとクーポンが表示される。レジでクーポン画面のバーコードを提示すると割引が適用される。
LINEは現在、LINE Payのユーザーに電子マネーを還元する大規模キャンペーンを控え、少額投資で効率よく成長する方針に切り替えている。年末感謝クーポン祭も、その戦略の一環で実施する。LINEの広報担当者は「今回の企画によって、加盟店での利用を活性化したい」と話した。
キャンペーンに参加する加盟店は上記の他、セイコーマート、ミニストップ、サーティワンアイスクリーム、くら寿司、松屋、リンガーハット、ウェルシアグループ、ココカラファイングループ、サンドラッググループ、ツルハグループ、サミット、ライフ、ゲオ。
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