ニュース
noteに有料ファンコミュニティー機能 支援金を募って限定特典を提供できる
ピースオブケイクは、noteに有料のファンコミュニティーを作る「サークル機能」を追加する。クリエイターはサークルに参加するファンから毎月一定額の支援を集められる。
ピースオブケイクは12月17日、コンテンツ配信サービス「note」に有料のファンコミュニティーを作れる「サークル機能」を2020年2月に追加すると発表した。クリエイターはコミュニティーに参加するファンから毎月一定額の支援金を集められる。
クリエイターは支援金を集める代わりに「参加者限定の割引券を配布する」「未発表音源を公開して感想をもらう」「オンラインで交流する」などの限定特典を自由に設定して参加者に提供できる。
設定できる支援額は100円〜1万円で、販売手数料は10%。サークルを作るには一定の審査を受ける必要があるという。12月17日から先行登録を受け付ける。
noteには従来、月額購読料を設定して自身の記事を販売できる機能「定期購読マガジン」があったが、定期的な記事執筆が必要なため、執筆が得意なクリエイターを中心に使われていたという。サークル機能の提供で、ミュージシャンや漫画家、写真家、スポーツ選手、料理家など、さまざまなクリエイターが支援を受け取れる仕組みを提供する狙い。
関連記事
- 「note」がnote.comドメインに SEO強化で検索流入を増やす
ピースオブケイクは、「note」のURLを「note.mu」から「note.com」に移行する。SEOを強化して検索流入を増やす狙いがある。 - 法人向け「note pro」本格スタート 独自ドメインのオウンドメディア構築、課金システムも使える
ピースオブケイクがコンテンツ配信サービス「note」の仕組みを使ってWebメディアを作れる企業向けサービス「note pro」の正式提供を始めた。 - note、書き手を出版社に紹介する「クリエイター紹介プログラム」開始
コンテンツ配信サービス「note」で、書き手を出版社に紹介する「クリエイター紹介プログラム」がスタート。ダイヤモンド社、扶桑社、マガジンハウスとパートナーシップを結んだ。 - 「note」に返金機能 記事購入から24時間以内の申請で
コンテンツ配信サービス「note」に有料記事の返金機能が追加される。 - YouTuber事務所のUUUM、「note」運営元と資本業務提携 “書き手”のサポートも開始
UUUMが「note」を運営するピースオブケイクと資本業務提携。YouTuberのマネジメントで培ったノウハウを生かし、noteで人気の書き手のサポートを行っていく。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.