動画・SNS使い放題プラン「ウルトラギガモンスター+」、「Amazonプライム・ビデオ」もカウントフリーに
ソフトバンクが「ウルトラギガモンスター+」の“使い放題”の対象に「Amazonプライム・ビデオ」を追加すると発表。追加時期は2020年1月31日。ウルトラギガモンスター+は、月間50GBまでデータ容量が使える他、「YouTube」「AbemaTV」「Facebook」「LINE」などの通信量をカウントしないプラン。
ソフトバンクは12月18日、一部の動画配信サービスとSNSの通信量をカウントしないスマートフォン向け料金プラン「ウルトラギガモンスター+」の対象に、Amazon.co.jpの有料会員向け動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」を追加すると発表した。追加する時期は2020年1月31日。
ウルトラギガモンスター+は、月間50GBまでデータ容量が使える他、「YouTube」「AbemaTV」「GYAO!」「Hulu」「Facebook」「LINE」「Instagram」「TikTok」などの通信量をカウントしないプラン。20年1月31日以降は、ユーザーはデータ容量を気にせずAmazonプライム・ビデオを視聴できる。
一方で総務省は現在、「新規参入した事業者が不利になる」「他のプランの利用者の通信品質が低下する」といった理由から、特定のサービスの通信量をカウントしない「ゼロレーティングサービス」を問題視。11月に「回線の混雑時には、ゼロレーティングの対象サービスにも通信制限を加えるべきだ」といった内容の指針案を発表した。
指針案は、有識者から改善を求める声が相次いでいるため、策定には至っていないが、施行された場合は、ウルトラギガモンスター+の対象サービスも混雑時などに通信制限がかかる可能性がある。
関連記事
- 総務省、“動画見放題”をうたう通信サービスの提供ルール策定へ 「事業者の責任明確に」専門家から指摘相次ぐ
総務省はゼロレーティングサービスについての検討会で、サービスの提供ルールを定める指針案を公開した。通信事業者に対し、問題となる行為やとるべき対策などの具体例を示したものの、専門家からは表記上の不備について指摘が相次いだ。 - ソフトバンク、3Gサービスを24年1月下旬に終了 「周波数の有効活用を進める」
ソフトバンクが2024年1月下旬に3Gサービスを終了すると発表。「LTEサービスが普及したため、周波数の有効活用を進める」という。終了後は「5S」以前のiPhoneをはじめ、古いモデルのスマートフォン・フィーチャーフォン・タブレットが利用できなくなる。 - “Pepper不要論”払拭なるか Pepperが接客するカフェ、渋谷に誕生 開発元が自ら運営
ソフトバンクロボティクスが、Pepperが接客するカフェ「Pepper PALOR」をオープンする。「りんな」がベースの会話エンジンを使用し、会話の精度を強化した「Pepper for Biz 3.0」を使用する。昨年から一部でささやかれる“Pepper不要論”を払拭(ふっしょく)できるか。 - ドコモとAmazonがタッグ 「ギガホ」契約者はプライム会費が1年間無料に
NTTドコモが大容量プラン「ギガホ」の契約者向けに、「Amazonプライム」の年会費(税込4900円)を1年間無料にするサービスを始める。ドコモは契約者、アマゾンはプライム会員をさらに増やす狙いがある。「ギガライト」の契約者向けのキャンペーンも実施する。 - 「Amazonプライム」やめました
値上げが発表された、有料会員向けサービス「Amazonプライム」。実は値上げ前からプライム会員をやめようと思っていたので、その理由をまとめてみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.