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任天堂エリアのオープン控えるUSJ、アルバイト・パートを2500人採用へ 過去最大規模の募集
任天堂エリアの開業を2020年夏に控えるUSJが、アルバイト・パートの採用を強化する方針を発表。現在は合計で約9000人だが、今後2500人を新たに採用する。今回の採用活動は「過去最大規模」という。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営するユー・エス・ジェイ(USJ)は12月23日、2020年夏までに完成予定の新エリア「SUPER NINTENDO WORLD」のオープンを見据え、アルバイト・パート(以下「クルー」)の採用を強化すると発表した。現在のクルーは約9000人だが、今後2500人を新たに採用するという。
SUPER NINTENDO WORLDは、任天堂のゲームの世界観を再現したエリアで、USJが新たな目玉として17年から開発している。任天堂のクリエイティブチームも開発に参加しており、アトラクション、ショップ、レストランを含む巨大複合エリアになる予定。レーシングゲーム「マリオカート」を再現したライドアトラクションも開発中で、投資額は計約600億円に上る。
USJは同エリアの開業に伴い、アトラクションやショーの運営担当、機械や衣装などの裏方担当など、30職種以上でクルーを募集する。12月23日午後6時から募集広告を展開する他、登録選考会の回数を拡大するなどし、エントリーを募るとしている。
同社は今回の採用活動を「過去最大規模」と説明している。
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