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SpaceXの有人宇宙船、第2四半期に打ち上げるとマスクCEO

NASAとSpaceXが有人宇宙船の最終テストである打ち上げ脱出システムのテストを成功させた。イーロン・マスクCEOは記者会見で、4〜6月期には有人宇宙船を打ち上げる考えだと述べた。

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 米航空宇宙局(NASA)と米SpaceXは1月19日(現地時間)、宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に搬送するための最終テストである打ち上げ脱出システムのテストを成功させた。その後に開いた記者会見でSpaceXのイーロン・マスクCEOは、「有人宇宙船の打ち上げは第2四半期(4〜6月)に実現すると考えている」と語った。

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「脱出テスト」成功後の記者会見

 打ち上げ脱出システムとは、ロケット打ち上げが失敗した場合、有人宇宙船部分を安全に切り離すシステム。フロリダのNASAのケネディ宇宙センターで実施されたテストでは「Falcon 9」の打ち上げから約1.5分後に「Crew Dragon」部分が離脱してエンジンを発射し、パラシュートを開いて無事太平洋に着水した。


 Falcon 9はCrew Dragonの切り離しによる急激な圧力により爆発した(予想されていたことだ)。

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Crew Dragon切り離し後にFalcon 9が爆発した瞬間

 このテストは、NASAとSpaceXが2015年に締結したISSへの宇宙飛行士の商業輸送契約の下で行われた。

 NASAは現在、宇宙飛行士の輸送をロシア連邦宇宙局のソユーズ宇宙船に依存しているが、米企業の宇宙船が使えるようになれば、大幅なコスト削減につながる。

 NASAは昨年10月、2020年初頭にはCrew DragonでのISSへの宇宙飛行士搬送を実現する計画だと語った


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