Googleマップが15周年で新ロゴに 5タブの新デザインと新機能も
Googleマップが誕生15周年に。ロゴが新しくなり、モバイルアプリのデザインも少し変わり、新機能も追加される。ARナビ「Live View」の範囲も拡張する計画だ。
米Googleは2月6日(現地時間)、「Googleマップ」誕生15周年を記念して、ロゴを刷新し、モバイル(AndroidおよびiOS)アプリのデザインを変更し、新機能を追加したと発表した。モバイルアプリのロゴは同日配信のアップデートで新しいものに変わるが、デザインと新機能は段階的に反映される模様だ。
新しいロゴは、目的地を表す「ピン」をGoogleの5色で表現したもの。ピンはGoogleマップ立ち上げ当初からこのサービスの重要な要素であり、サービスが成長するにつれ、目的地までの移動だけでなく、新しい場所や体験の発見を支援するようになったことを象徴しているとGoogleは説明した。
画面の下のタブが3つから5つに
デザイン変更では、現在画面下部に「スポット」「通勤」「おすすめ」の3つが並んでいるタブが、5つに増える。「スポット」「通勤」「保存済み」「投稿」「最新」だ。
なお、画面左上にあった[≡]がなくなり、ここにあった項目は「保存」や「投稿」、右上のプロフィールアイコンなどに分散された。
「保存済み」は、[≡]→「マイプレイス」にあった「保存済み」と「タイムライン」がまとめられたタブ。「投稿」は、ユーザーが道路や住所、レビュー、写真などを投稿してGoogleマップの改善に貢献(contribute)するタブ。「最新」には地元の専門家やパブリッシャーからのトレンドの必見スポットが表示される。ここからは、紹介されているショップやレストランに直接質問することも可能だ。
公共交通機関の経路検索結果に「女性専用車両」などが確認できる機能
Googleマップには昨年6月、車両の混み具合を表示する機能が追加された。経路検索で公共交通機関を指定すると表示される。
今回新たに、車両内の温度(熱いか寒いかなど)、アクセシビリティ情報(駅員によるサポートなどが可能かどうかなど)、女性専用車両の有無、何両編成か(日本のみ)などを追加した。これらの情報は、混み具合と同様に、過去の乗客であるGoogleマップユーザーが投稿してくれた情報に基づく。
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ARナビ機能「Live View」のβ範囲を拡大
「Live View」は昨年5月にPixelシリーズでα版として公開され、8月にβ版になったGoogleマップのARナビ機能。向こう数カ月で「Live Viewを拡張し、新機能を追加する」という。具体的にどの程度拡張してどんな新機能を追加するのかは不明だ。
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Googleマップは現在、220カ国以上の地図と、約2億の場所の情報を提供している。マップのコミュニティは、写真、レビュー、評価など、毎日2,000万を超えるコンテンツを投稿している。
【更新履歴:2020年2月13日午後5時30分 筆者のGoogleマップが更新されたのでそれを反映させました。】
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