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Microsoft、2画面端末OS「Windows 10X」のSDKとエミュレーター公開

Microsoftが、今年のホリデーシーズンに発売する予定の2画面端末「Surface Neo」および「Surface Duo」のためのOS「Windows 10X」のエミューレーターとSDKをリリースした。

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 米Microsoftは2月11日(現地時間)、年内に発売する予定の「Surface Neo」を含む2画面端末のための専用OS「Windows 10X」のエミュレーターとSDKを公開したと発表した。開発者向けWebサイトからダウンロードできる。

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 アプリ開発者はこれらのツールを使うことで、Neoの発売までにアプリを対応させることができる。

 エミュレーター「Windows 10X Emulator Image 10.0.19563.0(Preview)」はMicrosoft Storeからもダウンロード可能。Windows 10のバージョン195.00以上、DirectX 11.0以上などのシステム要件がある(ダウンロードページに詳細がある)。

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エミュレーター

 Microsoftはまた、Windows 10Xのコンテナシステムについて、新たに説明した。コンテナでは、Win32、UWP、Webアプリが実行可能になる予定だ。コンテナを採用することでセキュリティを強化できるだけでなく、既存のWindowsアプリにあまり変更を加えずに機能させることができるとMicrosoftは説明する。

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コンテナでは3タイプのアプリが稼働する

 また、米AppleのMacBook Proの「Touchbar」のような「Wonder Bar」の詳細も紹介した。

 Wonder Barは、Surface Neoのような2画面端末をノートPCのように使う際、キーボード側のディスプレイにハードウェアキーボードを設置すると表示される小さな画面と関連するツールだ。アプリ開発者はWonder Barに表示するツールも設定できる。

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Wonder Bar

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