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Microsoft、セキュリティアプリ「Defender ATP」のiOSおよびAndroid版を計画中
Microsoftがセキュリティサービス「Defender ATP」のiOSおよびAndroidアプリを提供すると発表した。Mac版は既にあり、Linux版の提供も開始している。
米Microsoftは2月20日(現地時間)、「Microsoft Defender ATP」がiOSおよびAndroidもサポートすると発表した。具体的なアプリの公開時期はまだ公表していない。
Microsoft Defender ATP(Advanced Threat Protection)は、同社のセキュリティ対策サービス。元々は「Windows Defender ATP」という名称のWindows専用サービスだったが、昨年3月にMac版の限定プレビューを開始した際、現在の名称に変更した。Microsoftは同日、Linuxのサポートを開始した。
Microsoftのロブ・レファーツ副社長は米CNBCのインタビューで、モバイル版DefenderはMicrosoftが安全ではないと判断するオンラインサイトによるユーザーの訪問を防ぎ、フィッシング攻撃を防ぐと語った。同氏はiOSもAndroidも「かなり安全だが、かなり安全は安全とは違う」とも語った。
MicrosoftはモバイルOS「Windows Mobile」を終了し、AndroidとiOS向けのアプリを提供している。
年内にはAndroid搭載の2画面端末「Surface Duo」を発売する計画だ。
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