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シトロエン、超小型電気自動車「Ami」でモビリティサービス開始へ
Citroenが超小型電気自動車「Ami」を欧州の一部地域で6000ユーロ(約72万円)で発売する。フランスでは14歳以上が利用可能。購入する他、レンタルやカーシェアリングでの利用も可能だ。
仏Citroenは2月27日(現地時間)、電動の超小型“モビリティオブジェクト”「Ami」(フランス語で「友人」という意味)とこの乗り物を使うモビリティサービスを発表した。Amiは購入することも、レンタルすることも、カーシェアリングすることも可能。フランスでは3月30日に予約受付を開始し、6月に発売する予定。
価格は、購入すると6000ユーロ(約72万円)、2年間のレンタルは、初期費用2644ユーロ+月額19.99ユーロ、カーシェアリングは1分当たり0.26ユーロ。
フランスでは14歳以上であればライセンスなしで利用できる。画像を見る限り、自動車というよりは2人乗りの原付のような乗り物だ。
サイズは全長2.41メートル、車高は1.5メートル、車幅は1.36メートル(ドアミラー含む)。重さはバッテリー込みで490キロ。普通のコンセントで充電でき、時間でフル充電可能。1回の充電で3時間走行できる。最高速度は時速45キロ。
フランスの他、スペイン、イタリア、ベルギー、ポルトガル、ドイツでも販売する予定だ。カーシェアリングサービス「Free2Move」は今春にパリでスタートする見込み。
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