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苦手を克服した待望のフルサイズ一眼レフ、ニコン「D780」:荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/4 ページ)
久々に出たニコンの主力フルサイズ一眼レフ「D780」。ニコンの一眼レフでは初めて「像面位相差AF対応センサー」を搭載し、苦手としていた「ライブビューでの撮影」がめちゃ快適になった。
前モデルよりぐっと高感度に強くなった
と、D780はミラーレス一眼並のライブビューを備えたフルサイズミラーレス一眼なのであるが、もちろん一眼レフとしても進化している。何しろ前モデルのD750から6年近く経っているのだ。
35mm判フルサイズのセンサーは約2450万画素。おそらく、「Z 6」と同じセンサーだろう。
マウントはFマウント。旧式のAFレンズ(AF Nikkorレンズ)のAF機構を駆動させるためのモーターを内蔵しているため、古いAFレンズも使える。
シャッタースピードは最高で1/8000秒。
連写はAF/AE追従で約秒7コマ。このクラスとしては悪くない。
AF測距点は51点。ただ、フルサイズセンサーの一眼レフの常で、周辺部には測距点はない。そこはライブビュー時の方が有利だ。
ISO感度は100から51200。拡張ISO感度としてISO204800相当まで上げられる。前モデルのD750はISO12800までだったので、大きく変わった点だ。
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