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AppleのクックCEO、新型コロナ対策で従業員に「可能なら在宅で」

AppleのクックCEOが、日本を含む世界の主要オフィスの従業員に対し、新型コロナウイルス感染症の拡大は「前例のない出来事」だというメモを送り、向こう週間は「可能であれば在宅勤務を」と呼び掛けた。

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 米Appleのティム・クックCEOが日本を含む世界のほとんどのオフィスの従業員に対し、在宅勤務を推奨し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は「前例のない出来事」で「困難な時」だというメモを送った。米Bloombergのマーク・ガーマン記者が3月8日(現地時間)、入手したというそのメモに基づいて報じた。

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 メモには、3月9日と13日の週は「可能であれば、リモートで働いてください」とあり、対象となるのは、カリフォルニア州のサンタクララバレーとエルクグローブ、シアトル、韓国、日本、イタリア、ドイツ、フランス、スイス、英国のオフィスの従業員。

 また、米Microsoftが6日の発表と同様に、オフィスの時給スタッフに対して通常通り賃金を支払う。

 クック氏はこのメモで、新型コロナウイルス対策としてオフィスや実店舗での対人距離を最大化し、消毒を徹底すると説明し、従業員にWHOなどが紹介している個人でできる対策をあらためて勧めた。

 Appleは2月には新型コロナウイルスの影響で1〜3月期の業績が予測に届かないと発表している。

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