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手渡しナシの「置きピザ」ピザハットが開始 新型コロナ感染予防で
配達員から直接手渡しされることなくピザを受け取れる「置きピザ」を、ピザハットが12日に開始する。新型コロナウイルス感染対策の一環。
宅配ピザチェーンのピザハットは、配達員から直接手渡しされることなくピザを受け取れる新デリバリー形態「ピザ置き渡しサービス」(置きピザ)を、3月12日に開始する。配達員がインターフォンやドア越しに在宅を確認し、指定の場所にピザを置くサービス。新型コロナウイルス感染対策の一環として提供する。
ピザハットの公式サイトかアプリから注文し、現金以外の決済方法(クレジットカードなどのキャッシュレス決済)を選んだ際に利用できる。
配達時、配達員がインターフォン越しに注文内容やピザの置き場所を確認し、指定の場所にピザを置く。顧客は配達員が帰った後にピザを取り込むことで、配達員との対面を避けられる。
同社には以前から「配達員と直接顔を合わせずにデリバリーを利用したい」という要望があった上、新型コロナウイルス感染対策にもなるとして、サービス開始を決めたという。休校中の子どもの面倒を見る親にも、置きピザを活用してほしいとしている。
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