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孫正義氏「マスク100万枚、介護施設と開業医に寄付」宣言 既に発注済み
「やりましょう」――ソフトバンクグループの孫正義会長が「マスク100万枚を介護施設と開業医に寄付する」とTwitterで宣言した。フォロワーからは賛否両論だ。
ソフトバンクグループの孫正義会長が3月12日、「マスク100万枚を介護施設と開業医に寄付する」とTwitterで宣言した。既に海外の工場に発注済みだという。新型コロナウイルスの感染が広がり、マスク不足が深刻になっていることを受けて「やりましょう」と提案したが、フォロワーからは賛否両論だ。
孫氏の宣言に対して、フォロワーからは、「開業医と介護施設はマスク不足が深刻なのでありがたい」などと評価する向きがある一方、「孫さんが買い占めると、市中に出回るマスクがさらに減り、一般の人がさらにマスクを買いづらくなる」「ソフトバンクが製造ラインまで作ってマスクを生産するなら歓迎するが、海外から買っても世界的なマスク不足を助長するだけ」などと批判的な声も多く集まっている。
孫氏は2010年ごろにはTwitterに積極的に投稿しており、フォロワーからの提案に「やりましょう」と即断しては称賛を浴びていた。2015年終盤からは、投稿がほぼなくなっていたが、今年3月10日に再始動。11日には「100万人分の簡易PCR検査を無償提供する」と、久しぶりの「やりましょう」発言をしていたが、「偽陽性や偽陰性のリスクが高く、検査のし過ぎが医療崩壊につながりかねない」との批判を浴び、「やめようかなぁ。。。」とトーンダウンしていた。
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