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Airbnb、新型コロナ関連でのキャンセルは世界でペナルティなしに ホストへのサポートを検討中
民泊大手のAirbnbが、新型コロナのパンデミック宣言を受け、3月14日から向こう1カ月の予約キャンセルについてはペナルティなしにすると発表した。また、影響を受けるホストをサポートするツールやイニシアチブを計画中としている。
米民泊大手のAirbnbは3月14日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大でイベントや旅行が制限される中、同社の「酌量すべき事情ポリシー」の適用範囲を広げ、一定の条件下でのゲストあるいはホストによる宿泊および体験のキャンセルでペナルティを課さないと発表した。
3月14日〜4月14日のチェックイン予定で、3月14日以前に行った予約に適用される。適用地域は、4月1日に通常に戻る予定の中国本土での国内旅行は除くグローバル。
Airbnbはこのポリシーに基づき、キャンセルされた予約に関するコストは一切徴収しない。また、向こう数週間をかけて、ホストを支援するためのツールとイニシアチブを確立していく。
Airbnbは日本語による「新型コロナウイルスに関する最新情報」サイトを開設している。キャンセルなどについての詳細はこちらを参照されたい。
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