自宅でテレワークをすると、家事がはかどりすぎて困った件:サクッと読める!テレワークしぐさ
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自宅でテレワークを始めた筆者。オフィスに行かなくても仕事ができることは分かってきたが、悩みも出てきた。家事がはかどりすぎるのだ。
連載:サクッと読める!テレワークしぐさ
新型コロナウイルス感染防止のため、自宅でのテレワークに挑戦しているITmedia NEWS編集部の面々。慣れない自宅での仕事で、記者たちが直面した困りごと、気付きをサクッとご紹介します。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自宅でテレワークを始めた筆者(男性、28歳)。オフィスに行かなくても原稿の執筆・編集、Web会議への参加など、仕事ができることは分かってきたが、悩みも出てきた。家事がはかどりすぎるのだ。
筆者は、会社員の妻と暮らしている。家事は分担(とはいっても、テキパキしている妻に助けられてばかり)だが、2人とも朝はバタバタと出社するので、家事は帰宅後か、休日に後回しになってしまうこともしばしばだ。
しかし自宅で仕事ができるとなると、仕事の昼休み中に、会社から自宅に帰ったつもりで気軽に家事に取り組める。皿洗い、掃除、洗濯……。仕事でヘトヘトの妻が帰宅したときに「うれしい! 助かった!」と言ってくれると考えると、作業が進む。
だが、筆者は家事が得意というわけでもない。家事に手間取っているといつの間にか昼休みが終わり、仕事に戻らなくてはいけなくなる。息つく暇がないのだ。頭をパッと“夫モード”から“仕事モード”に切り替えられるとよいが、そんなに器用でもない。
思い付いた解決策は、時間を区切って取り組むことだった。60分休憩ならば、家事は30分まで、皿洗いと掃除しかしない、というようにやることを決めて、残り時間はきちんとリラックスする。単純かもしれないが、タイマーを設定するなどして強制的にメリハリを付けることが、疲弊しないコツのようだ。
やることを絞る分、どうしてもできない家事はある。ある日は、洗濯物を干す時間をどうしても取れなかった。筆者は、帰宅した妻に相談した。「前に『欲しい!』と言っていた、乾燥機能付きのドラム式洗濯機、買おうか……」
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