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サンフランシスコで外出禁止令 新型コロナウイルス感染症対策で
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広がりを受けて、サンフランシスコ市をはじめとするベイエリアでは市民が自宅にとどまるよう、外出禁止令を出した。
米カリフォルニア州サンフランシスコ市長は3月16日(米国時間)、外出を禁じる公衆衛生命令を宣言した(PDFへのリンク)。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のためで、期間は3月17日から4月7日までだが、必要に応じて延長される可能性もある。
今回の公衆衛生命令は、どうしても必要な場合を除き、人々が自宅にとどまることを命じるもの。食べ物を入手したり、親類や友人を助ける、健康維持のために必要なこと、必要とされる業務のために出かけることを除き、全員が自宅にとどまる必要がある。集団でなければ、散歩のために外出することは許可されている。
対象地域はサンフランシスコ、サンマテオ、サンタクララ、バークリー、マリン、コントラコスタ、アラメダカウンティを含むベイエリア。
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