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WHO、WhatsAppで新型コロナの最新情報の20億人リーチを目指す
世界保健機関(WHO)がFacebookと提携し、20億人ユーザーを擁するメッセージングサービス「WhatsApp」のチャットボットを立ち上げた。新型コロナウイルスに関する最新の正確な情報を提供していく。
世界保健機関(WHO)は3月20日(中央ヨーロッパ時間)、米Facebookと提携し、メッセージングサービス「WhatsApp」で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の正確な情報を提供するためのBotを立ち上げたと発表した。
WhatsAppのユーザー数は2月に20億人を突破しており、特に発展途上地域で人気だ。
WHOのBotをフォローするにはWhatsAppアプリで「+41 79 893 18 92」で「hi」と送信する。Webページからなら1タップで送信可能だ。
自然言語による質問には回答しないが、COVID-19の詳しい症状や身を守る方法、関連の最新ニュースなどを提供する。また、感染関連の数値をリアルタイムで投稿していく。
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