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ミクシィ、最終利益予想を2.4倍に上方修正 モンストのコラボ企画が好調
ミクシィが2020年3月期の通期連結業績予想を上方修正。モンストで実施した、他社IPとのコラボ企画による収益が好調に推移したためという。修正後の連結業績予想は、売上高が従来予想比7.8%増の1110億円、営業利益が同72.2%増の155億円、最終利益が同2.4倍の95億円。
ミクシィは3月23日、2020年3月期(19年4月〜20年3月)の通期連結業績予想を上方修正すると発表した。主力のスマートフォンゲーム「モンスターストライク」(モンスト)で実施した、他社IPとのコラボレーション企画が好調だったためという。
修正後の連結業績予想は、売上高が従来予想比7.8%増の1110億円、営業利益が同72.2%増の155億円、最終利益が同2.4倍の95億円。ただし、予想通りに推移した場合も、前期実績(売上高1440億円、営業利益410億円、最終利益265億円)からは減収減益となる。
ミクシィが20年3月期の通期連結業績予想を上方修正するのは2月に続いて2度目。前回は、期中に連結子会社化した3社の業績を加味したことなどを主な要因に挙げていた。2月以降に実施したコラボの好調を受け、再度の上方修正に至ったとしている。
モンストが2月以降にコラボした他社IPは、「鬼滅の刃」「FAIRY TAIL」などがある。
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