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色鮮やかな“影”を作るUFO型ライト「RGB_Light」
パナソニックなどのスタートアップ支援プロジェクト「100BANCH」から、色鮮やかな「影」を作る照明器具「RGB_Light」が登場。価格は15万円(税別)。
パナソニック、ロフトワーク、カフェ・カンパニーが共同で運営するスタートアップ支援プロジェクト「100BANCH」は3月30日、光の三原色の原理を応用し、白い光の中に色鮮やかな「影」を作る照明器具「RGB_Light」を発売した。価格は15万円(税別)。
視覚ディレクターの河野未彩さんのアイデア(特許取得済み)を形にしたUFO型ペンダントライト。光の三原色であるRGB(レッド、グリーン、ブルー)のスポットライトを離して配置し、光が干渉する場所に物を置く。すると対象物はRGBを混ぜた白の光に照らされるが、特定のスポット光が遮られる場所は他のスポット光が混ざり、色相の異なる影ができる。
ペンダントライトは天井の引掛シーリングもしくはローゼットに接続する。専用アプリ(iOS)を導入したiPhoneでBluetooth接続すると、スポットライトの色を制御してさまざまな影を演出できるという。
アプリには光を演出する12種類のモードの他、光が回転するモードやユーザーがカスタマイズできるモードを用意した。1台のスマホで最大10台のRGB_Lightを一括管理できるため、店舗やイベントスペースの演出にも適しているという。なお、Android対応は未定だ。
設計と製造はパナソニックグループのIoT製品メーカー、Shiftall(シフトール)が担当した。当初は100BANCH公式サイトのみで販売するが、取扱店は順次拡大するとしている。
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