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LINE、10代の利用が活発に 臨時休校受け

LINEが、3月の「LINE」アプリの利用動向を発表した。新型コロナに伴う臨時休校を受け、10代の利用が顕著に増えたという。「LINE NEWS」は全ての年代で利用が急増し、3月は過去最高の140億PVを達成した。

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 新型コロナウイルス感染症の影響で、「LINE」アプリの利用動向に顕著な変化が見られた――LINEは4月7日、こんなレポートを発表した。3月はグループトークや「LINE NEWS」などの利用が急増し、特に10代の利用が目立ったという。

 LINEによると、3月にグループトークで送信されたテキスト、スタンプ、画像の総数は48億4800万回で、前月比29%増だった。グループ通話の利用回数は1220万回で同62%増と大幅に増えた。

 スタンプ送信数とビデオ通話の回数も全世代で増加。臨時休校の措置がとられた後は10代の利用が増え、10代だけを見ても3月のスタンプ総数は12億5200万回(同65%増)、通話回数は1140万回(同80%増)だった。

 さまざまな媒体のニュースを閲覧できる「LINE NEWS」は、3月に過去最高の140億PV、月間利用者7100万人を突破。検索機能の「LINE Search」でも「新型肺炎」「コロナ」を含むキーワードの検索数が急増するなど、コロナ関連の情報を求めるユーザーが目立ったという。

 LINEは、「これまでも緊急時・大規模災害発生時には被災エリアでメッセージ送受信量が急激に増加するなどの変化があった」と説明。今回も外出自粛などで人と会えない日が続く中で、LINE上のコミュニケーションが活発化したと見られる。

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