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ドワンゴ、ネット超会議の「超歌舞伎」中止を発表 緊急事態宣言を受け

ドワンゴは、新型コロナの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受け、「ニコニコネット超会議2020」の一部企画を中止、延期、変更すると発表。「超歌舞伎」は公演中止にする。

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 ドワンゴは4月8日、オンラインイベント「ニコニコネット超会議2020」(4月12〜19日)の一部企画を中止または延期すると発表した。政府が7日に発表した、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を踏まえた判断。中止したイベントは、演者による無観客公演を生配信する予定だった「超歌舞伎」など。

 超歌舞伎は、伝統芸能の歌舞伎とテクノロジーを融合したイベント。歌舞伎役者の中村獅童さんとCGキャラクターの初音ミクが共演し、演出にはNTTの映像通信技術を使っている。公演は毎年行っており、今年で5回目。本来は無観客の公演をニコニコ生放送で配信する予定だった。

 この他、「VTuber Fes Japan」「VOCALOID Fes」は延期し、チケットの払い戻しを行う。「超テクノ法要×向源」は、内容を一部変更して行う予定だ。詳細は公式サイトで案内している。

 中止・延期した企画の代替公演を行うかは未定。今後、公式サイトなどで詳細を案内するという。

 ドワンゴは、今回の決断について「出演者・スタッフなどネット超会議に関わる全ての皆さまの安全を第一に考慮した結果」だと説明している。

 同社は新型コロナの感染拡大に伴い、4月18〜19日に千葉・幕張メッセで開催予定だったイベント「ニコニコ超会議2020」「闘会議2020」を中止すると発表し、代わりにニコニコネット超会議2020を4月12〜19日に開催すると発表していた。

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