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「ニコニコ超会議・闘会議2020」が新型コロナで中止に オンラインイベントを代替開催
ドワンゴが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「ニコニコ超会議2020」「闘会議2020」の開催を中止すると発表。チケット代・バスツアー代などは購入者に返金する。代替策としてオンラインイベント「ニコニコネット超会議2020」を開催する。
ドワンゴは3月11日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月18〜19日に千葉・幕張メッセで開催予定だったイベント「ニコニコ超会議2020」「闘会議2020」を中止すると発表した。代替策として、人気のブースや音楽ライブなどをネット上で再現するオンラインイベント「ニコニコネット超会議2020」を4月12〜19日に開催する。
超会議・闘会議のチケット代とバスツアー代は購入者に払い戻す。超会議の運営支援金を募っていたクラウドファンディングも中止し、支援者に返金する。
代替企画のネット超会議では、歌舞伎とテクノロジーを融合した恒例イベント「超歌舞伎」の他、VTuberやボーカロイドによる音楽ライブを生配信するという。詳細は、3月下旬に動画サービス「ニコニコ生放送」で告知するとしている。
初の合同開催の予定だったが……
超会議は、「ニコニコ動画」やニコニコ生放送で人気のコンテンツを題材にした大型イベント。2012年から毎年開催しており、19年は16万人超の来場客を動員した。闘会議は大規模なゲーム大会などを行うユーザー参加型のイベントで、15年から毎年開催し、19年は約8万人が参加した。
ドワンゴは両イベントを19年まで別々に開催していたが、集客力強化に向け、20年は初となる合同開催が決定していた。
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