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Google系列Verilyの新型コロナスクリーニング、ニューヨーク州など提供地域拡大

Google系列の医療企業Verilyが3月にカリフォルニア州ベイエリアで開始した新型コロナウイルス感染症のスクリーニングをニューヨーク州など8州でも実施すると発表した。スクリーニングおよびその後の実際の感染検査は無料で受けられる。これまで約15万人がスクリーニングを受け、約2万人が感染テストも受けた。

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 米Alphabet傘下でGoogle系列の医療企業Verilyは4月27日(現地時間)、先月カリフォルニア州ベイエリアで開始した新型コロナウイルス感染症の検査を受けるかどうか判断するための「スクリーニング」Webサイトの提供地域を拡大したと発表した。米薬局チェーンのRite Aidと提携し、デラウェア州、アイダホ州、ミシガン州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、オハイオ州、ペンシルベニア州、バージニア州でスクリーニングおよびその後のドライブスルー検査を実施する。

 Rite Aidは米保健福祉省(HHS)との提携により、これら8州の25店舗で1店舗当たり毎日およそ200件の検査をドライブスルー形式で実施する計画だ。Verilyのスクリーニングで予約した人のみが対象。対象者は検査を無償で受けられる。検査結果はメールで受け取る。

 rite aid
Rite Aidでの感染検査会場の様子

 VerilyのオンラインスクリーニングサイトにGoogleアカウントでログインし、幾つかの質問に回答していくことで実際に検査を受けるべきかどうかの判定を受ける。検査を受けるべきという判定が出ると、検査を受けるための証明書を入手でき、最寄りの検査会場を指示される。

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Verilyのオンラインスクリーニングサイト

 Verilyによると、3月の開始以来、15万800人以上がスクリーニングを行い、1万9500人以上が検査を受けたという。

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