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Tカードデータ活用のマッチングサービス「D-AI」、Zoom婚活などで利用可能に
TカードのデータとAIを活用したマッチングサービス「D-AI」(デアイ)が、婚活イベント運営会社向けサービスの提供を始めた。エクシオジャパンが5月17日に実施するオンライン婚活イベントでサービスを使ってもらい、参加者同士の相性をAIで予測する。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループのCreative 1は5月11日、「Tカード」のデータとAIを活用したマッチングサービス「D-AI」(デアイ)を、婚活イベント会社向けに提供すると発表した。イベント参加者同士のマッチングをD-AIで後押しする。
D-AIは、Tカードのデータを基に利用者のライフスタイルや価値観を予測する仕組み。円満夫婦のモデルデータを機械学習させて独自のマッチングアルゴリズムを開発した。利用時にはユーザーのライフスタイルを「衣」「食」「住」「遊」「動」「その他」という6つの傾向データに分類し、相手との相性度を1.00〜5.00の数値で表示する。
婚活イベントを運営するエクシオジャパンと2月から実証実験をしており、一定の成果が確認できたため、法人向けサービスの提供に至ったという。
第1弾の取り組みとして、エクシオジャパンが5月17日に開催するオンライン婚活イベントで、D-AIを活用する。イベントでは、ビデオ会議ツール「Zoom」を使い、参加者は全員マスクを着用するという。参加者は事前にD-AIに登録しておくと、AIによる相性予測を利用できる。
Creative 1は、今回の取り組みを通して「内面を重視した交流や、相性度の高いマッチングが楽しめる」としている。
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