ニュース
ヤフーの検索・地図サービス、スーパーや薬局周辺の混雑状況を確認可能に 計2万8000店に対応
ヤフーが「Yahoo! MAP」「Yahoo!検索」などのサービスに、スーパーマーケットや薬局周辺の混雑状況を確認できる機能を追加した。店舗名で検索すると、当日と過去6〜7日間の混雑状況を1時間単位で分析。「混雑」「通常」「緩和」の3段階で表示する。
ヤフーは6月1日、「Yahoo! MAP」などのサービスに、スーパーマーケットや薬局周辺の混雑状況を確認できる新機能を追加した。店舗名で検索すると、当日と過去6〜7日間の混雑状況を1時間単位で分析し、「混雑」「通常」「緩和」の3段階で表示する。新型コロナウイルス感染拡大を受け、ユーザーが混雑を避けて買い物できるようにする狙い。
対応するサービスは、アプリ版「Yahoo! MAP」(iOS/Android)、Web版「Yahoo!地図」、スマートフォン版「Yahoo!ロコ」。2日からは「Yahoo!検索」でも提供を始めている。5月31日現在で、全国約2万8000店のスーパーと薬局の混雑状況を把握できる。
新機能のベースには、行動データの解析などを手掛けるベンチャーunerryのサービス「お買物混雑マップ」を活用している。同サービスでは、スマートフォンの位置情報をもとに、店舗付近約100mの混雑状況をAIで解析。直近4週間の中で最も混雑している時間帯を判定し、その1時間あたりの人数を基準とした上で、店舗周辺の混雑状況を3段階で算出する機能を持つ。
ヤフーは同サービスとの連携によって「政府が提言する『新しい生活様式』の推進を支援する」としている。
関連記事
- 「Yahoo! MAP」、最短20分前の街の混雑状況をヒートマップで表示可能に
ヤフーが地図上で混雑状況を確認できる機能をアップデートした。 - ドコモ、全国の混み具合がスマホで分かる「混雑度マップ」期間限定で無償提供 新型コロナ予防を支援
NTTドコモがナビゲーションアプリ「地図アプリ」上で、混雑情報を確認できる機能「混雑度マップ」の無償提供を始めた。新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、やむをえず外出するユーザーが混雑を避けられるようにする。 - AIで飲食店の混雑を解析、空席情報をリアルタイム配信するサービス「VACAN」
スタートアップのバカンが、店内の混雑状況をリアルタイムで確認できるサービス「VACAN」に、飲食店向けサービスを追加。カメラやセンサーで取得したデータをAIで解析することで、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を考慮した空席情報を自動で判定。利用者は混雑を避けて飲食店を利用できるとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.