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「おうちフォト」にはフラッシュを 身近なもので光を操る楽しみ(5/5 ページ)

非常事態宣言宣言が解除されてちょっとタイミングを逃した感はありますが、まだ不要不急な外出は自粛すべしな状態なわけで、室内で写真を撮って遊ぶいわゆる「おうちフォト」の話。

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 横から柔らかい光が当たってる感じになった。わざと光量は弱めにして背景の黒を際立たせてある。


左から柔らかい光が当たってるのが分かるかと思う

 このアクリルの棚ってマクロレンズで遊ぶときに便利。

 10年以上前、マクロ作例用に買った赤いミニカー(Ferrariってことは分かるけど詳細は忘れました)。

 こんな風にセッティングすると(背景を白く飛ばしたいのでモニターの前に白い紙を置いてある)、こんな写真を撮れる。


下から光を当てたいときに透明なアクリル棚は便利

思い切りトバして浮いているような感じにしてみた

 さらに、非常に精巧なミニチュアなのでもっとぐぐっと寄ってみた。でも下から光を当てているので運転席が影である。


運転席が影になってしまってちょっと分かりにくい

 で、左手で白い紙を持ってミニカーの上数10cmのとこにかざす。それで下からの光を反射させて運転席部分を明るくしようという寸法だ。


いい感じにディテールが出た

 こういうのって特に撮影用の機材を買わなくても、手元にあるものを組み合わせてそれっぽく仕上げていくのがけっこう楽しいのである。


アクリルが透明なのを利用して斜め下から照らしてみた

 今回の経費は約1万3000円のフラッシュ一つだから。その気になればライティングの練習にもなるし。マクロならぐぐっと寄って撮る分、写る背景も狭いので部屋をちゃんと片付けなくてもいい。

 ぜひあれこれ工夫しておうちフォトを楽しんでくださいまし。

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