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「おうちフォト」にはフラッシュを 身近なもので光を操る楽しみ(4/5 ページ)
非常事態宣言宣言が解除されてちょっとタイミングを逃した感はありますが、まだ不要不急な外出は自粛すべしな状態なわけで、室内で写真を撮って遊ぶいわゆる「おうちフォト」の話。
手近なものを駆使してマクロ撮影
さらにちょっとした小道具があるとさらに楽しい。
これ、友人から貰った観賞用の多肉植物なんだけど、ベランダに置いていたらなんか新しい芽が出てきたので、せっかくだから撮ろうと思った次第。
これ、どこでどうやって撮ったのか。実は撮影現場はこんな単純。場所はPCの前。
PCの画面に黒い布を垂らして背景を黒くし、透明なアクリルの仕切棚(たまたま家にあった)の上に植物を置き、斜め下にさっきのフラッシュ発光部を置いただけだ。
いやもう何の工夫もなくて申し訳ないくらい。
さらにマクロレンズがあるともっとググっと寄れる。
背景が真っ黒でちょっと下からライティングしただけで雰囲気が全然違う。
さらに、発光部の角度を変えてみた。壁に反射させて光の当たり具合をちょっと変えようと思ったわけである。
するとみょうに赤っぽくなった。何が起きたのか。
よく見ると、壁に真っ赤なバッグがぶら下がっていて、それに反射した光が赤かったのだ。真面目に撮るときはちゃんと光の方向を考えてそこに白い大きな紙を垂らすとかするんだけど、まあ今回はアバウトセットなのでこういうことも起きる。
気を取り直して赤いバッグを外して再度撮影。
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