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T-Mobileの通話とメッセージが長時間ダウン中「ルーティングの問題を解決するまでFaceTimeなどを使って」【UPDATE:ほぼ復旧】

全米3位の通信キャリアT-Mobileの通話とメッセージングが6時間以上ダウンしている。同社は原因を「ルーティングの問題」とし、解決するまで「FaceTime、WhatsApp、Signalなどのサードパーティー通話アプリを使っていてください」とツイートした。

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 全米3位の通信キャリアT-Mobileの通話とメッセージングが6月15日(現地時間)、長時間にわたって全米の広範囲でダウンしている。

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  ネット上の障害状況レポートを提供するサービスdowndetector.comによると、米東部時間の15日午後1時ごろから不調の報告が始まり、3時ごろには9万件を超えた。本稿執筆現在(午後7時半)、まだ問題は解消していない。

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 T-Mobileはこの問題を把握しており、公式Twitterアカウントで「エンジニアが音声とテキストに影響する広範囲にわたるルーティング問題の解決に取り組んでいます。一時的な解決策として、FaceTime、WhatsApp、Signalなどのサードパーティー通話アプリを使っていてください」とツイートした。


【UPDATE】技術担当社長のネヴィル・レイ氏は16日午前0時ごろ、ほぼ復旧したとツイートした。

 同社のマイク・シーバートCEOは公式ブログで、原因は「IPトラフィックに関する問題」だとし、完全復旧に注力すると説明した。

 米Cloudflareのマシュー・プリンスCEOは一連のツイートで、この問題はDDoS攻撃などではなく、「T-Mobileのエンジニアがネットワーク構成にちょっとした変更を加えた」際にミスがあり、カスケード障害を引き起こしたのだと解説した。

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