速報
T-MobileとSprintの合併が完了 新会社の名称はT-MobileでレジャーCEOは前倒しで退任
T-MobieとソフトバンクG傘下のSprintの合併が完了した。新生T-MobileはソフトバンクGの連結から外れる。当初4月末に予定していたジョン・レジャーCEOの退任が前倒しになり、マイク・シーバート氏が新CEOに就任した。
米通信キャリア契約件数3位のT-Mobileは4月1日(現地時間)、ソフトバンクグループ傘下で4位のSprintとの合併が完了したと発表した。新生T-Mobileとして、全米での5Gネットワークに注力していく。
米規制当局などからの承認に時間がかかり、2018年4月の合併発表から完了までに約2年かかった。
この合併で、契約件数は約1億4000万件になるが、1位のVerizon、2位のAT&Tにはまだ届かない。
新T-Mobileはソフトバンクグループの持ち分法適用企業になり、連結から外れる。ソフトバンクGの持株は24%。
T-Mobileのジョン・レジャーCEOは、4月末退任の予定を前倒しし、同日から社長兼COO(最高執行責任者)のマイク・シーバート氏が新CEOに就任した。レジャー氏は取締役に留まる。
関連記事
- ソフトバンク傘下SprintとT-Mobile合併、米裁判所も承認し、ほぼ確実に
ソフトバンクグループ傘下で米携帯キャリア4位のSprintと3位のT-Mobileの合併を、ニューヨークの連邦地裁も認めた。米司法省、米連邦通信委員会の承認は既に得ており、両社の合併実現の条件はほぼ整った。 - T-MobileのレジャーCEO、4月末に退任 後任は現社長のシーバート氏
T-Mobileが、ジョン・レジャーCEOが来年4月末に退任すると発表した。同氏は退任まで、次期CEOのジョン・レジャー社長とともにSprintとの合併作業に集中する。WeのCEO就任報道については「打ち合わせをしたことはない」と否定した。 - ソフトバンク傘下SprintとT-Mobile合併を米司法省が承認
米司法省が米携帯キャリア3位のT-Mobileと4位でソフトバンクグループ傘下のSprintの合併を承認した。承認の条件として両社はプリペイド携帯事業をDISH Networkに売却し、DISHは携帯キャリア市場に参入する。 - ソフトバンク傘下のSprintとT-Mobileが合併で合意 T-Mobileとして5Gに邁進
米携帯市場3位のT-Mobileと4位でソフトバンク傘下のSprintが合併することで合意に達した。新会社の名称はT-Mobileになり、米国での5Gネットワークの覇権を狙う。孫正義氏とSprintのCEOは取締役に就任する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.