#Juneteenth(6月19日)を祝う米IT企業 TwitterやUberは今年から休日に
黒人男性ジョージ・フロイド氏の死を契機に人種差別反対運動#BLMが続く中、TwitterやUberなどの米IT企業が米国の奴隷解放記念日「Juneteenth(6月19日)」を今年から休日としている。
米Googleが記念日に検索ページトップのロゴを変更する「Google Doodle」の米国版が6月19日、米国の奴隷解放記念日「Juneteenth」を祝うデザインになった。
Juneteenthは、1863年1月1日にリンカーン大統領が奴隷解放宣言に署名した後、最後まで抵抗していたテキサス州が1865年6月19日に奴隷解放を実施したことを記念した日。テキサス州では正式な祝日になっている。
このDoodleを担当したプロジェクトクリエイティブディレクター、アンジェリカ・マッキンレイ氏によると、Juneteenthはまだ米国でも広くは知られていないが、関連するGoogle検索が急増しているという。ジョージ・フロイド氏の死亡をきっかけに全米で人種差別反対運動#BLMが広がる中、前週Juneteenthに関連する検索は850%急上昇した。
Googleはこの日を休日にはしていないが、米Reutersが入手した社内メモによると、この日について学ぶため、不要不急なミーティングを設定しないよう通知している。
米Twitterと米SquareのCEO、ジャック・ドーシー氏は9日、この日を両社の米国での休日にすると発表した。Twitterの公式アカウントの背景はJuneteenthを祝うものになっており、17日にテストを開始したばかりの音声ツイートによる#BLMメッセージを紹介している。
この他、米Adobe、米Best Buy、米Lyft、米Uberなどもこの日を有給の休日にしている。
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