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外出自粛でLINEの「グループ通話」急増 20〜40代で特に増える
外出自粛が求められた3月以降、LINEでのグループコミュニケーションの量が急拡大したという。特に20〜40代での利用が急増したとしている。
LINEが6月29日に発表した、緊急事態宣言中のLINEの利用動向リポートによると、外出自粛が求められた3月以降、LINEでのグループコミュニケーションの量が急拡大したという。音声通話・ビデオ通話とも増えたとしている。
LINEによると3月以降、月を追うごとにグループ通話の利用回数が増えた。3月は前月比62%増、4月は同85%増、5月は同16%増で、2月と5月を比べると3.4倍に増えている。
2月と5月の利用回数を世代別に比較すると、30代が4.2倍、20代が3.8倍、40代が3.6倍と、特に増えていた。ビデオ通話の利用も、全世代で増えたという。
グループでのテキスト、スタンプ、画像の送信数も増え、緊急事態宣言が出た4月は過去最大となる56億4100万回になったという。テキスト、スタンプ、画像送信数の増加率を世代別に見ると、2月と5月を比較してもっとも増えていたのは10代で、87%増加していた。
また、4月以降はLINE公式アカウントのオンラインでの新規開設数が大幅に増えた。「教育・習い事」「飲食店・レストラン」「美容・サロン」など対面での接客や会話を伴う業種が多かったとしている。
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