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熊本豪雨で役所のサイトダウン→有志が災害情報サイト立ち上げ 八代市の情報集約
豪雨で大きな被害を受けた熊本県八代市の災害情報を集約したWebサイト「熊本豪雨2020情報サイト」を、有志が7日にオープンした。
7月5日未明の豪雨で大きな被害を受けた熊本県八代市の災害情報を集約したWebサイト「熊本豪雨2020情報サイト」を、有志が7日にオープンした。災害関連情報や、防災マップ、避難所情報などをまとめたサイトで、スマートフォンから閲覧しやすいようデザインされている。
八代市や都内など各地でプログラミングスクールを展開する「SUNABACO」の有志と、八代市議会議員の村山としおみの支援を得て、突貫で立ち上げた。
八代市役所のサイトが一時的にダウンしており(現在は復旧)、「必要な情報が集約されたサイトがない」といった声があったことなどから、サイトを作ることにしたという。
役所が発表している災害関連情報や、ハザードマップ、避難所の場所、トヨタ自動車が提供している通れる道マップ、災害支援金を募るふるさと納税サイトへのリンクなどを掲載。今後、情報を増やしていく予定だ。
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