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都のオープンソースコロナ対策サイト、爆速で進化中 多くの市民エンジニアが参加
東京都公式の新型ウイルス対策サイトの改善が続いている。ソースコードをGitHubに公開し、一般のエンジニアの参加を募ったところ、135のIssueと92のプルリクエストが投稿され、提案が次々にサイトに反映されている。
東京都公式の新型コロナウイルス感染症対策サイトの改善が続いている。4日のオープンとともに、ソースコードをGitHubに公開し、一般のエンジニアがイシュー(課題)にコメントしたり、プルリクエスト(修正に対するレビュー)できるようにしたところ、多数のコメントやプルリクエストが投稿され、提案が次々にサイトに反映されている。
同サイトは、都内の感染者数や、陽性患者の属性、コールセンターの相談件数などを、グラフや表で掲載し、情報をわかりやすく提供してきた。
4日のオープン後も官民のエンジニアによる改善が続いており、日ごとのPCR検査数の推移や、入院中・軽症・重症・死亡・退院数の表示、都営地下鉄の利用者数の推移、各国語対応などが“爆速”で進んできた。
オープンソースソフトは、誰でも自由に改良できる点が特徴だ。今回のサイト改善には、日本のエンジニアのみならず、台湾の“天才IT大臣”唐鳳(オードリー・タン)氏が参加するなど、国内外のエンジニアの注目を集めている。
同サイトに関わっている都副知事の宮坂学氏は、ヤフー社長時代に「爆速経営」を進めていたことでも知られている。
また、都のコードを活用した北海道版の情報サイト「JUST道IT」もリリースされている。
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